クサソテツ

イワデンダ科 クサソテツ属  Matteuccia Todaro

1991初山
生育環境:川崎市北部では谷戸の奥や民家の周辺に3~20株の小さな群落を形成して生育。植栽されたものかも知れない。
特  徴:夏緑性。栄養葉と胞子葉の2形性。観察された個体の栄養葉の大きさは45~75cm、倒卵状披針形で葉身の中央より上の羽片が最も大きい。葉は艶が無く黄緑色~鮮緑色、葉の質は柔らかい。新芽はコゴミと呼ばれて親しまれている山菜のひとつ。胞子葉は栄養葉よりもずっと短く12~20cm。
生育確認数:やや普通に見られるが食用のために植栽された可能性がある。 初山、東高根森林公園、黒川ほか。

2010,5,1黒川

1991初山