フユノハナワラビ

ハナヤスリ科 ハナワラビ属  Botrychium ternatum

1991生田緑地

生育環境:日陰にも生育するが、おもに日当たりのよい土手で定期的に草刈が行われているようなところによく見られる。
特  徴:冬緑性。栄養葉は水平の葉を広げ、胞子葉は上に立ち上がる。観察された栄養葉の大きさは5~15cm、胞子葉は高さ15~30cm。栄養葉は3~4回羽状に分かれ裂片の周りは鈍鋸歯縁で先端は鈍頭。日当たりのよいところに生育する個体の栄養葉は冬場は紅葉する。
生育確認数:普通に見られる。 生田緑地、黒川ほか。

1991黒川