ミドクサ
トクサ科 トクサ属 Equisetum fluviatile L.
生育環境：日当たりのよい水辺。現在の公園の小川・池等の整備以前は観察されなかったので、搬入された土石などと共に付着してきたか、移植された可能性がある。
特 徴：夏緑性。観察され個体の葉の大きさは45～65cm。主茎は中空、茎の表面は平滑で隆条は目立たない。髄空は大きく壁は薄い。節ごとに側枝は輪生する。側枝の基部の節の長さは主軸の葉鞘とほぼ同長かやや長い。鞘歯片の白膜は目立たない。胞子のう穂は主軸の先端につく。
生育確認数：1地点、個体数は多い。
ミドクサ、主軸節部（上左、上右）
ミドクサ、胞子茎（上左）
ミドクサ、胞子のう穂（上右）
ミドクサ、芽立ち
ミドクサ、芽立ち（上左）
ミドクサ、主軸の芽立ち（上右）