ミツデウラボシ
ウラボシ科 ミツデウラボシ属 Crypsinus hastatus
生育環境:川崎市北部ではやや乾燥気味の泥岩の切り立った露頭に着生。
特 徴:常緑性。根茎は細長く這い、葉をまばらに付ける。葉柄は細くて硬い。観察された個体の葉の大きさは8~14cm、ほとんどの葉が3叉せず単葉で、幅は葉身の中央より基部側で最も広くなり先端に向かって徐々に狭くなる。胞子のう群は中肋と辺縁の中間につき、胞子のう群のつく部分は葉の表面で膨らむ。
生育確認数:2地点。 早野霊園、新百合ヶ丘(区画整理事業で生育地は消失。移植を試みる。)