イノモトソウ

イノモトソウ科 イノモトソウ属 Pteris multifida        

2008,7,19新治

生育していた環境:石垣、用水路沿いの側溝・擁壁、土留め、乾燥気味の山道沿いなどに生育するが、新治・三保ではローム層に覆われた丘陵地が広がり生育に適した環境が少ない。
観察された特:常緑性。葉は2形を示し、一般的には栄養葉は羽片の幅が広く辺縁には細鋸歯がある。胞子葉は大きく35~45㎝、葉の辺縁には胞子のう群がつき、それらを包み込むように葉の辺縁が巻き込む。どちらも中軸には翼がある。
生育確認数:普通に見られる。新治、三保。

イノモトソウ、胞子のう群。2008年7月19日 新治
イノモトソウ、胞子のう群




標本2
コンクリートの擁壁に生育するイノモトソウ。2010年4月10日 新治
コンクリートの擁壁に生育するイノモトソウ

イノモトソウ、胞子のう群。2010年4月10日 新治 イノモトソウ、胞子のう群。2010年4月10日 新治
イノモトソウ、胞子のう群(上左、上右)