マツザカシダ

イノモトソウ科 イノモトソウ属 Pteris nippnica  

マツザカシダ 2014年12月7日 新治
生育している環境:夏緑広葉樹が茂る稜線沿いの遊歩道に沿った土留めのそばで生育。
観察された特徴:常緑性。葉の大きさは15~35㎝、側羽片は栄養葉1~2対で、葉は厚く、羽片の先はオオバノイノモトソウのように長く尾状に伸びることは無い。観察された株は羽片の中肋に沿って白斑が確認できる。胞子葉は側羽片は2~3対で羽片は狭披針形、葉の辺縁が内側に巻き込み胞子のう群を包み込む。
生育確認数:1地点、3株。新治。 2014年12月7日観察会において同行の方が初確認。

マツザカシダ、羽軸に沿ってうっすらと白斑が入る栄養葉。2014年12月7日 新治 マツザカシダ、胞子葉はスリムで葉縁に沿って胞子のう群をつける。2014年12月25日 新治
マツザカシダ、栄養葉(上左)
マツザカシダ、胞子葉(上右)

マツザカシダ、羽軸に沿ってうっすらと白斑が入る栄養葉。2014年12月7日 新治 マツザカシダ、羽軸に沿ってうっすらと白斑が入る栄養葉。2014年12月25日 新治
マツザカシダ、栄養葉表面(上左)
マツザカシダ、胞子葉表面(上右)

マツザカシダ、羽軸に沿ってうっすらと白斑が入る栄養葉。2014年12月25日 新治
マツザカシダ、胞子のう群