フモトシケシダ Deparia pseudoconiliiDeparia conilii
メシダ科 シケシダ属
生育している環境:アカマツの植林地林床、周辺にはカラマツ林も見られる。
''観察された特徴:葉は栄養葉、胞子をつけた葉の2形に分かれる。葉形は変化が多くホソバシケシダのように胞子葉は葉柄が長く葉身とほぼ同長で狭披針形になるものと葉身の幅が広い長卵形のものが見られる。羽片の大きさは最大で10㎝程度。羽片の先端は鈍頭~鋭頭。包膜の辺縁は巻きこみ端には弱い鋸歯がある。
''胞子のようす:胞子表面の突起はホソバシケシダより飛び出す。
(1)フモトシケシダ、葉柄下部
(2)フモトシケシダ、葉柄上部