タニイヌワラビ

メシダ科 メシダ属

タニイヌワラビ 2011年8月14日 
  
生育していた環境:十津川村 大野。林道沿いの緩やかな崖。よく茂ったスギ・ヒノキ林内でやや薄暗い林床にはキジノオシダなどのシダ類が中心に生育している。

観察された特徴:常緑性。葉柄基部には濃褐色の鱗片がつく。葉の大きさは35~50㎝、楕円状披針形で先端は急に細くなった後やや尾状に伸びる。葉の質は革質でやや厚い。羽軸には刺がある。小羽片は耳垂があり辺縁には鋸歯があり先端は鋭頭。胞子のう群は線形で中肋寄りにつく。

タニイヌワラビ 2011年8月14日 タニイヌワラビ、羽軸の刺 2011年8月14日
タニイヌワラビ(上左)
タニイヌワラビ、羽塾の刺(上右)

タニイヌワラビ、羽片 2011年8月14日 タニイヌワラビ、胞子のう群 2011年8月14日
タニイヌワラビ、羽片(上左)
タニイヌワラビ、胞子のう群(上右)

タニイヌワラビ、胞子の数は64。2016年7月22日 タニイヌワラビ、左画像の胞子のう付近の拡大 2016年7月22日
タニイヌワラビ、胞子(上左)
タニイヌワラビ、上左画像の胞子のう付近の拡大(上右)

タニイヌワラビ、胞子の上面のようす。2016年7月22日 タニイヌワラビ、胞子の側面のようす。2016年7月22日
タニイヌワラビ、胞子の上面のようす(上左)
タニイヌワラビ、胞子の側面のようす(上右)



戻る