クズリュウホソバイヌワラビ(仮称)トガリバイヌワラビ
メシダ科 メシダ属 Athyrium iseanum var.angustisectum
訂正トガリバイヌワラビとして掲載したものをクズリュウホソバイヌワラビ(仮称)に訂正いたします。2020年1月6日
生育している環境:スギ植林地、緩やかな谷沿い地形。同じ林内にホソバイヌワラビも生育。
観察された特徴:葉の大きさは35~50㎝。卵状楕円形で葉身下部はあまり短縮しない。小羽軸上には長い刺がありホソバイヌワラビによく似るが以下の点で異なる。①葉柄基部の鱗片は明褐色~赤褐色で広披針形~狭披針形。②葉柄・中軸・羽軸は黄緑色~鮮緑色。③小羽片の柄は長く、小羽軸裏側まで白色の突起状短毛が目立つ。④葉の裏が白い。
生育確認数:1地点、20株。九頭竜川上流。
(1)クズリュウホソバイヌワラビ(仮称)トガリバイヌワラビ、葉身
(2)クズリュウホソバイヌワラビ(仮称)トガリバイヌワラビ、葉身下部
(1),(2)クズリュウホソバイヌワラビ(仮称)トガリバイヌワラビ、葉柄基部の鱗片
(1)クズリュウホソバイヌワラビ(仮称)トガリバイヌワラビ、根茎および葉柄基部
(2)クズリュウホソバイヌワラビ(仮称)トガリバイヌワラビ、羽片裏側
(1)(2)クズリュウホソバイヌワラビ(仮称)トガリバイヌワラビ、最下羽片
(1)クズリュウホソバイヌワラビ(仮称)トガリバイヌワラビ、羽片
(2)クズリュウホソバイヌワラビ(仮称)トガリバイヌワラビ、小羽片裏側と胞子嚢群