サンカクバイワトラノオイワトラノオ
チャセンシダ科 チャセンシダ属 Asplenium tenuicaule
胞子の形状からイワトラノオに訂正いたします。2016年12月14日
生育していた環境:岩場をへつった山道沿いで上部が樹冠に覆われている。付近にはコウヤコケシノブなどが生育する岩壁。その岩壁の基部付近に生育。
観察された特徴:葉の大きさは10~14cm。葉身の形は披針形、葉の色は黄緑色~鮮緑色、葉の質は薄く柔らかい。2~3回羽状に分かれ、基部の羽片は羽片基部が切形の三角形に近い形になる。小羽片は切れ込みの浅い掌状で先端は鈍頭。胞子のう群は短い線形。胞子の形状は外側表面にリボン状の襞があり襞の辺縁には鋭い鋸歯がある。
生育確認数:1地点、3株。檜原村払沢。
サンカクバイワトラノオ:仮称イワトラノオ、羽片(上左、上右)
胞子標本1
サンカクバイワトラノオ:仮称イワトラノオ、、胞子の数
サンカクバイワトラノオ:仮称イワトラノオ、胞子:上面から見たようす(上左)
サンカクバイワトラノオ:仮称イワトラノオ、胞子:側面の突起のようす(上左)
サンカクバイワトラノオ:仮称イワトラノオ、胞子拡大:上面から見たようす(上左)
サンカクバイワトラノオ:仮称イワトラノオ、胞子拡大:側面の突起のようす(上左)
胞子標本2
サンカクバイワトラノオ:仮称イワトラノオ、胞子数(上左)
サンカクバイワトラノオ:仮称イワトラノオ、上左画像中心部拡大(上右)
サンカクバイワトラノオ:仮称イワトラノオ、胞子拡大:上面から見たようす(上左)
サンカクバイワトラノオ:仮称イワトラノオ、胞子拡大:側面の突起のようす(上右)