オオイタチシダ(アオニオオイタチシダtype)
オシダ科 オシダ属 Dryopteris pacifica
生育している環境:城山の中~上部、スギ林および照葉樹・夏緑広葉樹の混生林内。植林地内。特に岩場に生育する。
観察された特徴:常緑性。葉の大きさは35~50㎝。葉身は長さのわりに幅が広く最下羽片が発達する個体では五角形状になる。葉の表面は平らでガラス様の強い光沢がある。包膜の辺縁は細かい鋸歯や毛が見られる。新芽の芽立ちの色はミルクティー色~ブロンズ色を示す。
生育確認数:6地点。津久井城山。
オオイタチシダ(アオニオオイタチtype)
オオイタチシダ(アオニオオイタチtype)最下羽片
オオイタチシダ(アオニオオイタチtype)胞子のう群
オオイタチシダ(アオニオオイタチtype)包膜(上左、上右)
標本2
オオイタチシダ(アオニオオイタチtype)
オオイタチシダ(アオニオオイタチtype)胞子のう群
オオイタチシダ(アオニオオイタチtype)包膜
標本3
オオイタチシダ(アオニオオイタチtype)(上左、上右)
標本4
オオイタチシダ(アオニオオイタチtype)
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