フユノハナワラビ
ハナヤスリ科 ハナワラビ属 Botrychium ternatum
生育している環境:定期的に草刈が行われている土手でまわりには夏緑広葉樹が生育している明るい日陰。
観察された特徴:冬緑性。2形性。共通柄は短い。観察された個体の栄養葉の幅は12~20㎝、五角形で、最下羽片は大きく発達し3出葉状に見える。3~4回羽状に分かれ裂片は鈍頭で細かい鋸歯があるが鋭くない(鈍鋸歯縁)。胞子葉は立ち上がり20~30㎝、2~3回羽状に分かれ球形の胞子のうをつける。冬季、陽当たりのよいところに生育する個体は紅葉する。'
胞子の形状:胞子の表面には微細な窪みがある。
生育確認数:3地点、個体数は多い。津久井城山公園。
フユノハナワラビ、栄養葉(上左)
フユノハナワラビ、胞子のう(上右)
フユノハナワラビ、羽片(上左)
フユノハナワラビ、裂片(上右)
フユノハナワラビ、胞子頂部(上左)
フユノハナワラビ、胞子表面(上左)
フユノハナワラビ、胞子側面(上左)
2018年11月26日観察 胞子採取
(1)フユノハナワラビ、栄養葉
(2)フユノハナワラビ
(1)フユノハナワラビ、羽片
(2)フユノハナワラビ、小羽片
2018年12月5日観察
(1)フユノハナワラビ、胞子頂部
(2)フユノハナワラビ、胞子側面
(3)フユノハナワラビ、胞子内部
(1)フユノハナワラビ、胞子頂部
(2)フユノハナワラビ、胞子側面
(1)フユノハナワラビ、胞子頂部
(2)フユノハナワラビ、胞子側面
(1)フユノハナワラビ、胞子頂部
(2)フユノハナワラビ、胞子側面