イヌカタヒバ

イワヒバ科 イワヒバ属 Selaginella involvens

09,8,5静岡県境

生育環境:湯河原では、日陰から日当たりのよいところまで道路沿いや川沿いのウエットな石垣などに見られる。
特  徴:常緑性。日向でも勢いよく生育する。株全体の大きさは10~25㎝。側枝の葉は2形を示し、腹葉は開出してつき、背葉の辺縁には細鋸歯あり。背葉表面は平面的か細く稜が盛り上がる(カタヒバの背葉の稜は幅広く盛り上がる)。鋭尖頭で先端は芒状になる。胞子のう穂は四角柱状。褐色でマツボックリ状のものは冬芽。
生育確認数: 普通に見られる。
イヌカタヒバ、背葉と腹葉。2013年8月8日 奥湯河原 イヌカタヒバ、背葉の中肋。2013年8月8日 奥湯河原
イヌカタヒバ、背葉と腹葉(上左)
イヌカタヒバ、背葉の中肋(上右)

イヌカタヒバ、胞子のう穂 2013年8月8日 奥湯河原 イヌカタヒバ、胞子のう穂 2013年8月8日 静岡県境
イヌカタヒバ、胞子のう穂(上左)(上右)

イヌカタヒバ、冬芽 2013年8月8日 静岡県境
イヌカタヒバ、冬芽

イヌカタヒバ、冬芽 09,8,5静岡県境

09,6,20奥湯河原