最下羽片が発達しないオニカナワラビの仲間
オシダ科 カナワラビ属
生育している環境:林内の岩場や崖などに生育。
観察された特徴:常緑性。葉柄基部には黒褐色の鱗片をつける。葉の大きさは45~55㎝。葉は底辺の広い三角形形をしていることが多く、厚味があり硬く・暗緑色で光沢がある。最下羽片後側(下側)第1小羽片は全く発達しない~やや長い程度。胞子嚢群はやや中肋寄りにつく。※まだ胞子のようすを観察していない。
※今まで新崎川しとどの窟側の谷で観察されていたが、今回天照山側の谷でも見られた。(2020年2月11日)
(1)葉柄基部の鱗片
(2)葉柄下部の鱗片