フモトシケシダ
イワデンダ科 オオシケシダ属 Deparia pseudoconilii
生育していた環境:土肥城址付近の明るい木陰に群生。
観察された特徴:夏緑性。葉柄は黒紫色を示し基部は黒色。葉はやや2形を示し、栄養葉にくらべ胞子葉は長い。栄養葉は葉身よりも葉柄の方が短い。最下羽片は最も長くやや下向きにつく。胞子のう群は羽片の中肋寄りにつく。包膜の辺縁は微鋸歯が確認できるものとできないものがある。包膜上には微毛が生える。
生育確認数:2地点、土肥城址、天照山
フモトシケシダ、胞子葉と栄養葉(上左)
フモトシケシダ、羽片の毛(上右)
フモトシケシダ、胞子のう群(下)
フモトシケシダ、包膜(下左、下右)