ホソバカナワラビ

オシダ科 カナワラビ属 Arachniodes aristata

ホソバカナワラビ 2011年3月26湯河原水源池

生育環境:湯河原では標高の低いところから400mあたりに生育。コバノカナワラビにくらべ、やや乾燥気味のところ、沢や渓谷の水面から少し上部の疎林や植林地の林縁に群生する。また標高の低いところでは渓谷沿いにも見られる。
特  徴:常緑性。根茎は長く這う。葉の大きさは40~70cm、3~4回羽状分かれる、胞子をつけた葉は付けない葉にくらべ細長い。羽片は5~10対で頂羽片ははっきりする。また最下羽片下向き小羽片発達する。胞子のう群は裂片の中肋よりにつく。
生育確認数:普通に見られる。

ホソバカナワラビ、胞子をつけた葉身。 2011年3月26湯河原水源池
ホソバカナワラビ、胞子をつけた葉身(上)
ホソバカナワラビ、羽片(左下)
ホソバカナワラビ、胞子のう群(右下)
ホソバカナワラビ、羽片。 2011年3月26湯河原水源池 ホソバカナワラビ、胞子のう群。 2011年3月26湯河原水源池