マムシヤブソテツ2(ホソバヤマヤブソテツ×ナガバヤブソテツ)と推測される
ユガワラヤブソテツ(ホソバヤマヤブソテツ×ナガバヤブソテツ)(仮称)2016年6月24日訂正
まだ胞子を調べていません。
オシダ科 ヤブソテツ属 Cyrtomium fortunei var.clivicola×Cyrtomium devexiscapulae
生育している環境:渓谷沿いの照葉樹林、岩が露出するやや明るい林縁斜面に生育。
観察された特徴:ホソバヤマヤブソテツとナガバヤブソテツの雑種と推定される。付近にはホソバヤマヤブソテツが多く生育している。常緑性。葉柄・中軸・羽軸は黒味を帯びる。葉の大きさは60~70㎝、葉は厚く表面には光沢がある。羽片には耳垂が無く、葉はやや線形、基部からしばらくは平行で先端にかけてなだらかに細くなると共に鎌形に曲がる。羽片の基部は下部羽片では左右非対称切形、上部では楔形となる。頂羽片がある。包膜は円形全縁で中心は少し黒褐色を帯びる。
生育確認数:1地点、1株。奥湯河原。