小羽片が広いヤマイヌワラビの仲間

イワデンダ科 メシダ属

まだ、胞子を確認していません。
 2010年8月11日 湯河原幕山

生育している生育環境:湯河原ではやや標高の高いところ(500m付近)で観察された。ウエットで、やや日の差す疎林から薄暗い林内まで。
観察された特徴:夏緑性。根茎は直立。ここで観察された個体の葉の大きさは25~45cm、葉の質はやや柔らかい。小羽片は長さの割りに幅が広い。包膜は線形~三日月形の中に鈎型が見られる。
生育確認数:1地点 3株

葉身。2010年8月11日 湯河原幕山 根茎は直立する。2010年8月11日 湯河原幕山
小羽片が広いヤマイヌワラビの仲間ヤマカラクサイヌワラビ、葉身(上左)
小羽片が広いヤマイヌワラビの仲間ヤマカラクサイヌワラビ、根茎(上右)

葉の質は薄く小羽片の辺縁は鋸歯がある。2010年8月11日 湯河原幕山 線形~三日月形の中に鉤形の胞子のう群が混ざる。小羽片基部裂片は羽軸にかかる。 2010年8月11日 湯河原幕山
小羽片が広いヤマイヌワラビの仲間ヤマカラクサイヌワラビ、小羽片(左上)
小羽片が広いヤマイヌワラビの仲間ヤマカラクサイヌワラビ、胞子のう群(右上)