ホソバフモトシケシダ(フモトシケシダ×ホソバシケシダ)と推測される
メシダ科 オオシケシダ属 Deparia conilii x pseudoconilii
ホソバシケシダとフモトシケシダの雑種と推定される。外観はホソバシケシダに似の個体。林縁の草むらに生育。葉身や包膜にはフモトシケシダとホソバシケシダの特徴が現れる。フモトシケシダに似ているところは最下羽片が発達し、胞子のう群は煎餅の柿の種状で、包膜は巻いているが辺縁には鋸歯があり包膜上に毛があることなどである。ホソバシケシダのに似ているのは外観がそっくりで、葉身が細く長いこと、包膜の辺縁が巻かずに広がり辺縁に鋸歯が見られることである。