アオホラゴケ Crepidomanes latealatum
コケシノブ科 アオホラゴケ属
生育している環境:相模ダム下、相模川南面の樹齢を経たスギ林下、林床に出ている岩の北面に群生。
観察された特徴:常緑性。根茎には黒褐色の毛が密生する。葉の大きさは3~6㎝、卵状長楕円形。翼や裂片には偽脈がある。包膜は菱形が丸く膨らんだ形で先は2弁状になる。胞子は60個程度確認でき、大きさ・形とも整い有性生殖種。
標本2 2009年~2010年
生育環境 相模湖嵐山付近では渓谷に近くウエットで暗い切り立った北向きの岩壁などに群生する。
特 徴 常緑性。根茎は長くはい、黒色の毛を蜜につける。葉の大きさ3~6cm(葉柄:0,8~2cm、葉身:2~5cm)。葉身の特徴(短い偽脈が見られる、羽状数:2~3回羽状)。胞子のう群は裂片に単生し、胞膜は基部が鐘状で上半部は2弁状の唇部、胞子のう床は長く伸びる。
生育確認数 2地点