アカハナワラビ
ハナヤスリ科 ハナヤスリ属 Botrychium nipponicum
生育環境:相模湖嵐山付近ではやや日当たりの良い山道沿いの林縁に生育。すぐ近くにはオオハナワラビも生育している。一定の狭い範囲に点在して生育。
特 徴:冬緑性。冬は紅葉する。栄養葉と胞子葉の2形を示す。栄養葉の大きさは幅・長さとも8~15cm、3出状に3回羽状に分かれ裂片のふちは鋭鋸歯。胞子葉の高さ15~30cm。オオハナワラビに比べ栄養葉は薄い緑色。オオハナワラビに比べ胞子葉は早く枯れる。
生育確認数:1地点 14株。
胞子の形状:胞子の大きさはオオハナワラビとほぼ同じ、表面の窪みはフユノハナワラビよりもはっきりしている(深い)。
9月撮影
(1)アカハナワラビ、栄養葉
(2)アカハナワラビ、栄養葉と胞子葉
(1)アカハナワラビ、羽片
(2)アカハナワラビ、胞子葉
10月撮影
(1)アカハナワラビ、栄養葉
(2)アカハナワラビ、小羽片
胞子画像
(1)アカハナワラビ、胞子表面頂部
(2)アカハナワラビ、胞子表面
(3)アカハナワラビ、胞子側面
(1)アカハナワラビ、胞子表面頂部
(2)アカハナワラビ、胞子表面
(3)アカハナワラビ、胞子側面