クマワラビ

オシダ科 オシダ属 Dryopteris lacera

クマワラビ2010,7,22貝沢

生育している環境 相模湖嵐山付近では落葉広葉樹林内から針葉樹林内まで広く林内に生育。

観察された特徴 常緑性。点在または小さな群落をつくって生育。葉の大きさは40~80cm。葉の色は黄緑色のものが多く、裂片の表面は葉脈に沿って深くくぼむ。葉身は2回羽状複生で楕円状披針形。葉柄基部の鱗片は明るい褐色。胞子のう群は葉身の先端部分につき、ちじれる。胞子を散布した後、早く枯れる。

生育確認数 普通に見られる。

胞子の形状 胞子の表面には先が膨らんだコブ状の突起をつける。

クマワラビの鱗片


クマワラビ、胞子数。胞子は充実している。 相模湖 奥畑 2016年7月22日
クマワラビ、胞子数

クマワラビ、胞子の側面のようす。相模湖 奥畑 2016年7月22日 クマワラビ、胞子の上面のようす。相模湖 奥畑 2016年7月22日
クマワラビ、胞子の側面のようす(上左)
クマワラビ、胞子の上面のようす(上右)

クマワラビ、胞子の側面のようす。相模湖 奥畑 2016年7月22日 クマワラビ、胞子の上面のようす。相模湖 奥畑 2016年7月22日
クマワラビ、胞子の側面のようす(上左)
クマワラビ、胞子の上面のようす(上右)