タチクラマゴケ Selaginella nipponica

イワヒバ科 イワヒバ属

落葉広葉樹がまばらに生えているやや日の当たる土手で、定期的に草刈がおこなわれているような場所に生育するタチクラマゴケ。2013年8月14日 相模湖嵐山
生育している環境:相模湖嵐山では、落葉広葉樹がまばらに生えているやや日の当たる土手で、定期的に草刈がおこなわれているような場所に生育。

観察された特徴: 常緑性。栄養葉は地表を這う。栄養葉の腹葉は非対称の広卵形・背葉は腹葉より小さく狭卵形。腹葉・背葉とも辺縁に細かい鋸歯がある。胞子のうを付ける側枝は最大10cm程度立ち上がり2~3叉する。胞子葉の形は左右対称・大きさも同じになり腹葉・背葉の区別がなくなる。

生育確認数: 2地点 個体数は多い。相模湖嵐山、陣馬高原キャンプ場

林縁の土手に群生するタチクラマゴケ。2022年10月16日 相模原市 相模湖 林縁の土手に群生するタチクラマゴケ。2022年10月16日 相模原市 相模湖 
(1),(2)林縁の土手に群生するタチクラマゴケ

落葉広葉樹がまばらに生えているやや日の当たる土手で、定期的に草刈がおこなわれているような場所に生育するタチクラマゴケ。2013年8月14日 相模湖嵐山 落葉広葉樹がまばらに生えているやや日の当たる土手で、定期的に草刈がおこなわれているような場所に生育するタチクラマゴケ。2013年8月14日 相模湖嵐山
(3),(4)木漏れ日がさす明るい土手に生育するタチクラマゴケ

落葉広葉樹がまばらに生えているやや日の当たる土手で、定期的に草刈がおこなわれているような場所に生育するタチクラマゴケ。2013年8月14日 相模湖嵐山 落葉広葉樹がまばらに生えているやや日の当たる土手で、定期的に草刈がおこなわれているような場所に生育するタチクラマゴケ。2013年8月14日 相模湖嵐山
(5),(6)木漏れ日がさす明るい土手に生育するタチクラマゴケ

タチクラマゴケ、栄養葉。2013年8月14日 相模湖嵐山 タチクラマゴケ、栄養葉。2013年8月14日 相模湖嵐山
(7),(8)タチクラマゴケ、栄養葉

タチクラマゴケ、栄養葉の先端。2013年8月14日 相模湖嵐山 タチクラマゴケ、栄養葉の先端。2013年8月14日 相模湖嵐山 
(9),(10)タチクラマゴケ、栄養葉の先端

タチクラマゴケ、腹葉・背葉とも辺縁に細かい鋸歯がある。2013年8月14日 相模湖嵐山 タチクラマゴケ、腹葉・背葉とも辺縁に細かい鋸歯がある。2013年8月14日 相模湖嵐山
(11),(12)腹葉・背葉

タチクラマゴケ、胞子のうを付ける枝。2013年8月14日 相模湖嵐山 タチクラマゴケ、胞子のうを付ける枝。2013年8月14日 相模湖嵐山 タチクラマゴケ、胞子のうを付ける枝。2013年8月14日 相模湖嵐山 
(13),(14),(15)胞子のうを付ける枝

タチクラマゴケ、胞子のう。2013年8月14日 相模湖嵐山 タチクラマゴケ、胞子のう。2013年8月14日 相模湖嵐山
(16),(17)胞子のう

タチクラマゴケ、紅葉。2009年2月 相模湖嵐山
(18)紅葉