タチクラマゴケ Selaginella nipponica
イワヒバ科 イワヒバ属
生育している環境:相模湖嵐山では、落葉広葉樹がまばらに生えているやや日の当たる土手で、定期的に草刈がおこなわれているような場所に生育。
観察された特徴: 常緑性。栄養葉は地表を這う。栄養葉の腹葉は非対称の広卵形・背葉は腹葉より小さく狭卵形。腹葉・背葉とも辺縁に細かい鋸歯がある。胞子のうを付ける側枝は最大10cm程度立ち上がり2~3叉する。胞子葉の形は左右対称・大きさも同じになり腹葉・背葉の区別がなくなる。
生育確認数: 2地点 個体数は多い。相模湖嵐山、陣馬高原キャンプ場
(3),(4)木漏れ日がさす明るい土手に生育するタチクラマゴケ
(5),(6)木漏れ日がさす明るい土手に生育するタチクラマゴケ
(18)紅葉