フユノハナワラビ
ハナヤスリ科 ハナヤスリ属 Botrychium ternatum
生育環境:相模湖嵐山では農道脇の針葉樹と落葉樹の下草が少なくやや明るい混生林内に1箇所生育しているのを確認。
特 徴:冬緑性、日当たりのよいところに生育する固体は冬に紅葉する。栄養葉と胞子葉の2形を示す。栄養葉の大きさは幅・長さとも10~15cm、3出状に4回羽状に分かれ裂片のふちは円頭、鈍鋸歯縁。胞子葉の高さ20~30cm。
生育確認数:2地点 25株
胞子の形状:オオハナワラビにくらべると小さい。胞子の表面の窪みはアカハナワラビよりも浅い。