ムサシシケシダ (シケシダ×セイタカシケシダ)

メシダ科 オオシケシダ属 Deparia x musashiensis

ムサシシケシダ。相模原 相模湖 

ムサシシケシダ。相模原 相模湖 

推定される両親:セイタカシケシダ×シケシダ
胞子からわかること:胞子は正常な形をしたものが少なく(20~40個)、小さなもやいびつなものが多い。雑種。
生育している環境:畑の境の林縁、大きな樹木の木陰で明るい。
その他の特徴:葉柄の鱗片は少ない。葉柄は淡緑色。葉は2形を示す。胞子葉の大きさは45~55㎝。中軸や葉の表・裏面にはほとんど毛がなくわずかに確認できる程度。葉の形は長楕円形、葉はつやがなく、白緑色。包膜上には毛は密に生え、辺縁葉内曲し開くと辺縁に鋸歯が確認できる。

ムサシシケシダ 、胞子数が少なかったり、大小の胞子やいびつな胞子が混ざる。相模原 相模湖 ムサシシケシダ 、胞子数が少なく、形や大きさが乱れる。相模原 相模湖 ムサシシケシダ 、形や大きさが乱れる。相模原 相模湖
胞子数(上左、上中、上右)

ムサシシケシダ 、正常にみえる胞子といびつな胞子が混ざる。相模原 相模湖 ムサシシケシダ 、正常にみえる胞子といびつな胞子が混ざる。相模原 相模湖 ムサシシケシダ 、正常にみえる胞子といびつな胞子が混ざる。相模原 相模湖
胞子(上左、上中、上右)

ムサシシケシダ 、葉の色・質感はセイタカシケシダ似。相模原 相模湖 ムサシシケシダ 、セイタカシケシダに比べ葉身の幅は狭く、羽片と羽片の間隔は空く。相模原 相模湖
生態(上左、上右)

ムサシシケシダ 、新芽の葉柄下部には淡褐色膜質披針形の鱗片がまばらにつく。相模原 相模湖 ムサシシケシダ 、新芽の葉柄下部には淡褐色膜質披針形の鱗片がまばらにつく。相模原 相模湖 ムサシシケシダ 、新芽。相模原 相模湖
葉柄および新芽(上左、上中、上右)

ムサシシケシダ 、葉の表面には艶が無い。相模原 相模湖 ムサシシケシダ 、葉の表面には短い毛が生える。相模原 相模湖
羽片(上左)
裂片(上右)

ムサシシケシダ 、新芽の葉柄下部には淡褐色膜質披針形の鱗片がまばらにつく。相模原 相模湖 ムサシシケシダ 、新芽。相模原 相模湖
包膜(上左、上右)