アカハナワラビ
ハナヤスリ科 ハナワラビ属 Botrychium nipponicum
生育していた環境:湿原の中を流れる川の土手の上、下草の少ない歩道沿いに生育。辺りには潅木が生えるが生育場所は明るい。
観察された特徴:冬緑性。観察された個体の栄養葉の大きさ(幅)は8~12cm、胞子葉の大きさ(高さ)は15~30cm、栄養葉は白緑色。栄養葉にくらべ胞子葉は発達する。オオハナワラビにくらべると葉(栄養葉)は小さい、葉の色が薄い緑色(冬季は林内でも紅葉する)、各裂片の先は尖るなどで区別。冬季には陽が当たらなくても紅葉する。
生育確認数:1地点、4株。仙石原