オオベニシダ

オシダ科 オシダ属 Dryopteris hondoensis

オオベニシダ 2013年9月7日 仙石原

生育していた環境:林内・林縁に生育する。標高の低いところから高いところまで広く生育する。同じ標高でいえば谷筋側よりも尾根筋側に多く見られる。仙石原の湧水が流れる平坦な森の中では小高い丘の部分に生育。
観察された特徴:常緑性。葉柄の鱗片は明褐色ものが多い。大きな株では最下羽片の柄は10mm程度になる。最下羽片の基部の下側小羽片は多少長くなることはあるが、他の羽片はおおよそ同長。包膜は白色~薄紅色。
生育確認数:普通に見られる。ニ会平、仙石原。

乾燥気味の崖に生育。2013年5月28日 畑宿 包膜の中心は淡い紅色を帯びる。2013年5月28日 畑宿
崖に生育するオオベニシダ(上左)
オオベニシダ、包膜(上右)