トガリバイヌワラビ Athyrium iseanum  Rosenst. var. angustisectum 

メシダ科 メシダ属

トガリバイヌワラビ。2018年8月12日 箱根 仙石原

生育している環境:遊水地内のスギ・ヒノキ林。水が浸み出しているような湿地。土壌は泥っぽくなく砂礫地。
観察された特徴:夏緑性。葉の大きさは40~50㎝。小羽軸上には長い刺をつける。ホソバイヌワラビにくらべ、①羽片や小羽片を開出気味につけ、②小羽片の柄は長く、③隣り合う裂片の間隔が広く、④裂片は深く切れ込む。

トガリバイヌワラビ、葉身下部。2018年8月12日 箱根 仙石原 トガリバイヌワラビ、葉身上部。2018年8月12日 箱根 仙石原
(1)トガリバイヌワラビ、葉身下部
(2)トガリバイヌワラビ、葉身上部

トガリバイヌワラビ、羽片。2018年8月12日 箱根 仙石原 トガリバイヌワラビ、小羽片。2018年8月12日 箱根 仙石原 
(1)トガリバイヌワラビ、羽片
(2)トガリバイヌワラビ、小羽片

トガリバイヌワラビ、羽片裏側。2018年8月12日 箱根 仙石原 トガリバイヌワラビ、胞子嚢群。2018年8月12日 箱根 仙石原
(1)トガリバイヌワラビ、羽片裏側
(2)トガリバイヌワラビ、胞子嚢群