ホソバフモトシケシダか Deparia conilii×pseudo-coniliiホソバフモトシケシダ(ホソバシケシダ×フモトシケシダ)
胞子を観察していないので訂正いたします。2017年9月14日。
メシダ科 オオシケシダ属
生育している環境:樹齢を経たスギ林内、適度に木漏れ日が射し同程度の高さの他の植生とともに生育。
観察された特徴:ホソバシケシダとフモトシケシダの雑種と推定される。胞子葉は大きく、葉の大きさは45~55㎝、葉身の長さ35~45・幅6~8㎝。最下羽片はやや発達する。包膜は辺縁が巻き込むものと巻き込まず平面的なものが混ざる。包膜上には突起や毛が確認できる。
フモトシケシダに似ている点:葉が大きく最下羽片が発達する。
ホソバシケシダに似ている点:包膜は背中合わせにつき、包膜の辺縁は巻かず辺縁には微細な鋸歯が。
生育確認数:1地点。箱根甘酒茶屋。
(1),(2)ホソバフモトシケシダかホソバフモトシケシダ、胞子のう群