ムクゲシケシダ Deparia kiusiana
メシダ科 オオシケシダ属
ムクゲシケシダ
生育している環境:湖周辺、やや平坦なスギ林が広がる林床、山道沿いで生育している林床はやや明るく丈の高い林床植生とともに生育。
観察された特徴:夏緑性。葉柄は黒紫色、葉柄~中軸まで白色~淡褐色の鱗片や毛が密生する。葉は2形性、胞子葉は葉柄が長く立ち上がり、葉身は長卵形~長楕円形、2回羽状中裂~深裂、裂片の先は切形。葉の表裏など植物体全体に毛が生える(胞子葉ではあまり目立たない)。包膜は有毛・フラットで辺縁には細鋸歯がある。
生育確認数:2地点。湖尻 神山登山口、芦ノ湖西岸。
ムクゲシケシダ
(1)(2)ムクゲシケシダ、包膜
標本2
ホソバムクゲシケシダからムクゲシケシダに変更いたします。2014年11月21日
(1)ムクゲシケシダ、葉柄
(2)ムクゲシケシダ、葉柄下部
(3)ムクゲシケシダ、葉柄基部