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ハクモウイノデ

メシダ科 シケシダ属 Deparia orientalis

およそ標高1100mで見られるハクモウイノデ。2022年9月10日 西沢渓谷
①およそ標高1100mで見られるハクモウイノデ

生育している環境:渓谷沿いの夏緑広葉樹林林床・林縁に生育。西沢渓谷散策路内では標高の低いところ(1100m以下)で見られる。

観察された特徴:小形~中形のミヤマシケシダの仲間。夏緑性。根茎の径は2~3cm太いものでは5cm程度で葉柄基部~中軸にかけて白い毛が密に生え、基部には淡褐色・膜質の鱗片が混ざる。葉の大きさは35~60cm。やや2形性を示し胞子葉は立ち上がる。
生育確認数:2地点、4株。西沢渓谷。

ハクモウイノデ、葉身下部。2022年9月10日 西沢渓谷 ハクモウイノデ、葉身下部の鱗片。2022年9月10日 西沢渓谷
②ハクモウイノデ、葉身下部
③ハクモウイノデ、葉身下部の鱗片
 
ハクモウイノデ。2017年7月2日 西沢渓谷
③ハクモウイノデ

ハクモウイノデ、若葉。2017年5月21日 ハクモウイノデ、展開し始めた若葉。2017年5月21日 西沢渓谷
④⑤ハクモウイノデ、展開し始めた若葉

ハクモウイノデ、葉柄~中軸にかけて白っぽい毛や鱗片が密生する。2017年5月21日
⑥ハクモウイノデ、若葉の葉柄



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