アカハナワラビ Botrychium nipponicum
ハナヤスリ科 ハナワラビ属
生育している環境:そばにスギヒノキが生育する渓谷沿いの、夏緑広葉樹林。
胞子の特徴:胞子表面のシルエットはなめらか、表面の凹み(クレーター)は大きい。(ちなみにオオハナワラビの胞子:胞子表面のシルエットは突起は多くデコボコ、表面の凹み(クレーター)は大きい。フユノハナワラビの胞子:胞子表面のシルエットはなめらか、表面の凹み(クレーター)は小さい。)
観察された特徴:冬緑性。栄養葉の長さ・幅とも10~14㎝、白い絣模様が葉の表面につく。羽片や小羽片の先は尖り、葉の辺縁にはあまり鋭くない鋸歯がつく。冬季は林内でも赤変する。今年の冬は暖かかったせいか11月23日でもまだ紅葉していませんでした。胞子は形・大きさとも同じで正常。
(1)アカハナワラビ、胞子頂部
(2)アカハナワラビ、胞子側面
(1)アカハナワラビ、胞子頂部
(2)アカハナワラビ、胞子側面
(1)アカハナワラビ、胞子頂部
(2)アカハナワラビ、胞子側面
(1)アカハナワラビ、胞子頂部
(2)アカハナワラビ、胞子側面