クマワラビ

オシダ科 オシダ属 Dryopteris lacera

クマワラビの生態写真09,11二子山森戸川

生育環境:逗子・葉山付近では、神武寺周辺および二子山周辺で見られる。川沿いの低地から山の上部まで生育し、尾根沿いの崖の上など乾燥気味の所によく見られる。
特  徴:常緑性。鱗片は明褐色。葉の大きさは50~60cm、葉身の幅はオクマワラビよりも広く広卵形。羽片は楕円状披針形。小羽片の葉脈は深く窪む。胞子のう群は葉身の上1/3~1/4につくことが多く、胞子のう群をつける部分は縮れた感じになり、胞子が成熟後、その部分だけ早く枯れる。
生育確認数:普通に見られる。