ナチシケシダ

イワデンダ科 オオシケシダ属 Deparia petersenii

ナチシケシダの生態写真

生育環境:大楠山周辺ではウエットな谷筋の斜面からやや日の当たる林道沿いまで見られる。日陰の谷沿いでは小さな群落であるが林道沿いではやや大きな群落をつくって生育。
特  徴:常緑性。この地域で観察される個体の葉の大きさは35~50cm、葉の形はシケシダに似ているが、葉はやや厚い。シケシダと区別点は、ルーペで見ると胞膜の辺縁は著しくちじれている(細長く不規則な突起)。この地域ではまだ観察していないが、葉の形がホソバシケシダに似た個体も見られる。
生育確認数:6地点

ナチシケシダの胞膜写真


ナチシケシダの胞膜。2009年8月27日 神武寺
ナチシケシダの胞膜。2009年8月27日 神武寺