ハチジョウベニシダ Dryopteris caudipinna
オシダ科 オシダ属
生育している環境:海岸に近い照葉樹林内の崖、標高30~50m。
観察された特徴:葉の大きさは45~65㎝。ベニシダに非常によく似ていますが、ベニシダにくらべると葉の質は薄い。小羽片はやや細長く、葉が薄いため表面はやや波打ち(生育地が海に近く、葉が薄いためか塩害を受けやすく、葉の周辺が一部枯れている個体が多くみられた。同一場所に生育しているベニシダでは枯れている部分は見られない。)、先端はひょろひょろと伸び、不揃いになることがある。20~30株程度は観察された。胞子の数はこの季節確認できないので改めて、よい季節に確認したいと思います。
標本2
(1)ハチジョウベニシダ
(2)ハチジョウベニシダ、羽片
(1)ハチジョウベニシダ
(2)ハチジョウベニシダ、最下羽片
(1)ハチジョウベニシダ
(2)ハチジョウベニシダ、最下羽片
(1)ハチジョウベニシダ、最下羽片
(2)ハチジョウベニシダ、羽片
(1)ハチジョウベニシダ、最下羽片
(2)ハチジョウベニシダ、羽片
胞子のようす
(1)ハチジョウベニシダ、胞子を採集した株
(2)ハチジョウベニシダ、羽片
(1)ハチジョウベニシダ、羽片裏側
(2)ハチジョウベニシダ、胞子嚢群
(1),(2)ハチジョウベニシダ、1個の胞子嚢を壊したようす
(1)ハチジョウベニシダ、胞子上面
(2)ハチジョウベニシダ、胞子側面