ミウラハイホラゴケオオハイホラゴケ Vandenboschia miuraensis

コケシノブ科 ハイホラゴケ属

ミウラハイホラゴケ、葉の大きさは大きいものでは25㎝に達する。2008年2月16日 森戸川上流 

生育環境:逗子・葉山付近では、森戸川沿いや神武寺周辺に多く、針葉樹林内の薄暗い切り立った岩壁などに群生する。
特  徴:常緑性。根茎は長くはい、黒褐色の毛を密につける。葉の大きさ10~20cm(森戸川では最大25㎝)。2~3回羽状に分かれ、葉柄や中軸には幅広い翼をつける。胞子のう群は羽片の基部~中間の裂片の先につき葉の間についているように見える。胞膜は2弁状。胞子は60個程度確認でき有性生殖種。

ミウラハイホラゴケ、根茎には黒褐色の毛が密に生える。2008年2月16日 森戸川上流 ミウラハイホラゴケ、葉柄は6~8㎝で全体に翼がある。2008年2月16日 森戸川上流 
(1)ミウラハイホラゴケオオハイホラゴケ、根茎
(2)ミウラハイホラゴケオオハイホラゴケ、葉柄

泥岩の露頭に群生するミウラハイホラゴケ。2008年2月16日 森戸川上流 ミウラハイホラゴケ。2008年2月16日 森戸川上流 
(1)泥岩の露頭に群生するミウラハイホラゴケオオハイホラゴケ
(2)ミウラハイホラゴケオオハイホラゴケ

ミウラハイホラゴケ、下部羽片。2008年2月16日 森戸川上流 ミウラハイホラゴケ、胞子のう群は羽片の基部~中間の裂片の先につく。2008年2月16日 森戸川上流 
(1)ミウラハイホラゴケオオハイホラゴケ、下部羽片
(2)ミウラハイホラゴケオオハイホラゴケ、胞子のう群