アイナツノハナワラビ(仮称)ナガホノナツノハナワラビ×ナツノハナワラビ Botrychium strictum×B.virginanum

ハナヤスリ科 ハナワラビ属

2本のナガホノナツノハナワラビに囲まれて生育するアイナツノハナワラビ(仮称)。2010年7月30日 都留

生育している環境:夏緑広葉樹林の明るい林縁。
''観察された特徴:ナガホノナツノハナワラビとナツノハナワラビの雑種の可能性がある。栄養葉の大きさは45㎝程度、3出葉的に葉を伸ばす。大きな羽片では中央部の小羽片がやや長くなり、裂片の切れ込みも深くなる。胞子葉は地上から50㎝程度、胞子葉の形は筆の穂先が長く伸びた形で、上部では2回羽状だが下部では3回羽状に分かれ胞子をつけた羽片はやや長くなる。胞子の形状は確認できていない。

アイナツノハナワラビ(仮称)、胞子葉は筆の穂を細長く伸ばした形。2010年7月30日 都留
アイナツノハナワラビ、胞子葉

アイナツノハナワラビ、胞子葉下部。2010年7月30日 都留 アイナツノハナワラビ、胞子葉中部。2010年7月30日 都留 アイナツノハナワラビ、胞子葉上部。2010年7月30日 都留
(1)アイナツノハナワラビ(仮称)、胞子葉下部
(2)アイナツノハナワラビ(仮称)、胞子葉中部
(3)アイナツノハナワラビ(仮称)、胞子葉上部

アイナツノハナワラビ、大きな羽片では中央部の小羽片がやや長くなり、裂片の切れ込みも深くなる。2010年7月30日 都留
アイナツノハナワラビ(仮称)、羽片

アイナツノハナワラビの両サイドに生育するナガホノナツノハナワラビ。2010年7月30日 都留 アイナツノハナワラビの両サイドに生育するナガホノナツノハナワラビ。2010年7月30日 都留
(1),(2)アイナツノハナワラビ(仮称)の両サイドに生育するナガホノナツノハナワラビ