ミドリワラビ Deparia viridifrons
メシダ科 シケシダ属
生育している環境:渓谷のサイドに広がる緩斜面のスギ林床の間隔を空けて群生。
観察された特徴:夏緑性。葉の大きさは65~80cm、葉は卵形、濃緑色で艶が無い。3回羽状に深裂し、最終裂片には鋸歯がある。早く枯れ、撮影した時期(10月4日)では生育する個体はすべて倒れ、葉も黄ばんでいるものも見られた。胞子嚢群は最終裂片のやや中肋寄り~中間につき、包膜は三日月形~鈎形。
生育確認数:1地点。群生。飯能西部。
(1)ミドリワラビとオオヒメワラビの葉身比較
(2)ミドリワラビとオオヒメワラビの羽片比較