イワオオイタチシダ Dryopteris subhikonensis
オシダ科 オシダ属
生育している環境:上部を樹冠に覆われたチャートの岩壁に生育。
観察された特徴:常緑性。葉の大きさは35~50㎝、葉は幅の狭い三角形で、シルエットは最下羽片下側第1小羽片がやや発達したヤマイタチシダに似る。小羽片はシャープに鎌曲し、鋸歯はほとんど目立たない。包膜は円腎形で、辺縁は全縁で無毛。イワオオイタチシダDryopteris subhikonensisとオオイタチシダ(厚葉type)Dryopteris pacificaは非常によく似ており、研究者に方からは、正確を期すにはDNA解析を行うことが望ましいとのこと。