ホソバシケシダ Deparia conilii
メシダ科 シケシダ属
生育している環境:林縁や明るい林床。流れのそばなどウエットな環境に群生。
観察された特徴:夏緑性。胞子葉の葉柄は葉身と同長かそれよりも長い。胞子葉の長さは25～35㎝・幅は4㎝程度。胞子葉の葉身は披針形で長さは15～20㎝。胞子葉の羽片は長さ1.5～2.0㎝で先端が円頭の長方形。最下羽片はやや大きくなる。包膜は無毛で辺縁には細鋸歯がある。
胞子のようす:胞子表面の突起はそれほど密ではない。
木漏れ日が入る明るい林内、山道沿いに群生するホソバシケシダ
ホソバシケシダ
(1)ホソバシケシダ、葉身
(2)ホソバシケシダ、最下羽片
(1)(2)ホソバシケシダ、包膜
ホソバシケシダ、1つの胞子嚢を壊したようす
(1)ホソバシケシダ、胞子上面
(2)ホソバシケシダ、胞子側面
(1)ホソバシケシダ、胞子上面
(2)ホソバシケシダ、胞子側面