ツヤナシイノデイワシロイノデ
オシダ科 イノデ属 Polystichum ovato-paleaceum
※中軸の鱗片の形からツヤナシイノデに訂正いたします。2020年7月11日
生育していた環境:渓谷沿いスギ植林地、傾斜の急な林床に群生。
観察された特徴:常緑性であるが冬季、葉は倒れる。鱗片は褐色で、葉柄には大きく丸い鱗片が混ざる。葉の大きさは80~100cmで、ツヤナシイノデにくらべ大きな個体が目立つ。中軸の鱗片はツヤナシイノデにくらべ長卵形細長く卵状披針形~披針形。
生育確認数:2地点。恩方。
ツヤナシイノデイワシロイノデ 、葉柄基部鱗片(上左)
ツヤナシイノデイワシロイノデ 、葉柄鱗片(上右)
ツヤナシイノデイワシロイノデ 、中軸下部鱗片(上左)
ツヤナシイノデイワシロイノデ 、中軸下部鱗片(上右)