オオバノアマクサシダ(小形・羽片非対称型)

イノモトソウ科 イノモトソウ属 Pteris terminalis var. fauriei

オオバノアマクサシダ 2013年9月19日 元八王子町   
生育していた環境:スギ植林地内、上部は樹冠に覆われ、やや薄暗い沢沿いの林内。この辺りの地形は高低差の少ない緩やかな丘陵地でその中を沢が蛇行している。沢沿いに点々と生育。付近ではオオバノハチジョウシダやオオバノアマクサシダ(大形・オオバノハチジョウシダ型)は見られなかった。
観察された特徴:常緑性。個体の葉の大きさは葉の大きさは50~90㎝、羽片は上下で非対称で、上側小羽片は全くないかあってもあまり発達せず下側小羽片は発達する。葉の端は巻き込むようにして胞子のう群をつける。
生育確認数:3地点。点在するが個体数は多い。元八王子町。