オオバノイノモトソウ(中軸に翼を形成するtype)
アイイノモトソウ Pteris×pseudosefuricola

イノモトソウ科 イノモトソウ属

※まだ胞子のようすを調べていませんが、羽片の葉脈の末端(白色部分)が葉縁(半透明部分)に達していることが分かったのでオオバノイノモトソウに訂正いたします。2019年10月11日

アイイノモトソウ。2019年5月29日 高尾山 大垂水
生育している環境:山地内、林道沿いに流れる小川の護岸の石組の間に生育。両側が迫った谷の中であるが日中は明るい環境。
観察された特徴:葉身の上部の側羽片は中軸に流れる”セフリ形”であると共に羽片の側脈の末端は葉縁と結びつかない。羽片の葉脈の末端(白色部分)が葉縁(半透明部分)に達している側脈の末端部はやや膨らみ葉縁の透明な層近くまで達するが葉縁とは合体しない。まだ胞子を確認していない。葉脈のようすからオオバノイノモトソウの可能性もある。

アイイノモトソウ、上部の側羽片の基部は中軸に流れ翼のようになる。2019年5月29日 高尾山 大垂水
上部の側羽片の基部は中軸に流れ翼のようになるアイイノモトソウ

アイイノモトソウ、栄養葉の側脈。2019年5月29日 高尾山 大垂水 アイイノモトソウ、栄養葉の側脈の末端は葉縁に達していないように見える。2019年5月29日 高尾山 大垂水
(1)(2)アイイノモトソウ、栄養葉の側脈
羽片の葉脈の末端(白色部分)が葉縁(半透明部分)に達している

アイイノモトソウ、栄養葉の側脈。2019年5月29日 高尾山 大垂水 アイイノモトソウ、栄養葉の側脈の末端は葉縁に達していないように見える。2019年5月29日 高尾山 大垂水
(1)(2)アイイノモトソウ、栄養葉の側脈
羽片の葉脈の末端(白色部分)が葉縁(半透明部分)に達している