ヒメワラビ Macrothelypteris torresiana var. calvata

ヒメシダ科 ヒメワラビ属

ヒメワラビ、新しく出た葉(上)は古い葉(下)にくらべ緑色が濃い。2019年10月3日高尾山

生育している環境:上部を樹冠に覆われているが片側が開けた明るい斜面に生育。

観察された特徴:夏緑性。葉柄は淡緑色~褐色で白粉を帯びる。葉の大きさは80~120㎝、黄緑色であるが遅く出た葉は多少緑色が濃くなることがある。小羽片は広い楔形、無柄であるが1mを超えるような大きな葉では基部の大きな小羽片には短柄が見られる。

遅く出たヒメワラビの葉は開出気味に羽片をつけ、小羽片の間隔があく。2019年10月3日高尾山 ヒメワラビ、小羽片基部は広い楔形。大きな小羽片には短柄がつくことがある。2019年10月3日高尾山
(1)遅く出たヒメワラビの葉
(2)ヒメワラビ、大きな小羽片

ヒメワラビ、葉柄は白粉を帯びる。2019年10月3日高尾山 ヒメワラビ、葉柄は白粉を帯びる。2019年10月3日高尾山
(1)(2)ヒメワラビ、葉柄は白粉を帯びるヒメワラビ